平成24年度より新しく設けられた企画で、80歳前後の会員が集まり、お茶を飲みながら、楽しく清談(世俗を離れ名利を超越した談話)をする知的な社交室を作り上げて行こうとするものです。
平成23年度、これから会員が新しく集う「場」をいろいろ検討していた時期に、具体化された活動です。
会員の高齢化とともに進む人となりの円熟化。人生の酸いも甘いも噛み分けた傘寿世代会員も増えてきました。こうした方々が寄り合い、それぞれの日頃の活動や社会の諸相についての受け止め方をお互いに吐露しあえば、そこに豊潤で知的な清談がされるに違いない。そうした提案の高まりの中で、会員きっての茶人が茶を点てて心を鎮めてから清談を始めましょうという典雅な申し出が加わりました。
会のネーミングも「サンジュ茶論」と決まりました。
(「傘寿」を若々しくカタカナに、サロンを「茶」と「清談」に懸けて会名としました。)
平成24年度に発足以来、開催は年間4回(1・4・7・10月)程度開催されています。その多くが月末の日曜日(13:00~16:00)に実施されています。サロンの開始に先立ち茶を点ててくれた「亭主/私の美術館散策(遺作)」は、現在、既に居られませんが、その気持ちを受け継いで、世話人が用意する茶菓をお供に談話は進められています。
会場は、杉並区施設「ゆうゆう杉並東館」や「角川庭園・詩歌室」を利用しています。
「茶論」を終えれば、有志でささやかな懇親会も開かれているようです。
ある回の話題をご紹介しましょう。
・筆遊びについて
・シニア生活アドバイザー事務局より表彰
・まもなく88歳となる 健康のため毎日8千歩歩いている
・紹介:入江一子 洋画家 102歳
本「幸せになりたければねこと暮らしなさい」
・花鳥お話し隊員として老人ホーム訪問
・四国一周 2泊三日の旅
ヴァリエーション豊かな内容だと窺えませんか。
身軽く無理なく出席でき、顔を合わせて、聴き、考え、語り合う機会は、元気をもらい、元気のお裾分けをすることもある貴重な場です。
ダイヤネット会員は、どなたでも参加自由です。勿論初めて参加される方は大歓迎です。開催スケジュールをご覧になり、締め切り時期までに幹事(世話人)にご連絡ください。
不明な点などありましたら、幹事(世話人)までお問合せ下さい。
参加資格はダイヤネット会員であることが前提です。予めダイヤネットへの入会手続きをしておいてください。