<ダイヤネット>


社会福祉


障害者含めたミニ駅伝ボランテイア体験記 

1.氏 名.
飯沼 富夫(71歳、男)

2.動機・活動経緯
DAAに入会以来、私は、社会貢献活動は地元で、個人で自発的にするのがよいと考え、自分の趣味を活かした社会貢献活動を探してきた処、私の友人であるNPO法人コミュニケーション・スクエア21(CS21)の代表叶内路子さんより、同法人が主催する障害者を含めたミニ駅伝(名称 ピポ・ユニバーサルミニ駅伝)に、協力の依頼があった。私は、二つ返事で、広報班の一員として、私の趣味を活かせる写真撮影での協力を申し出た。

3.活動内容
この駅伝は、9月27日(土)新宿の都立戸山公園において行われ小学生、視覚障害者、車いす利用者、高齢者、健脚者(走りに自信のある人)の5人がチームを結成、合計の目標タイムを設定し、それぞれ1.2キロを走って計6キロで目標タイムに近づくことを目指す。
今年は昨年に続いて2回目で、選手125名と伴走ボランティアの大学生や中学生計約450人が参加し、タスキをつないだ。来日間もない障害のある外国人も男女7名も参加し、国際交流の実もあげた。

私は、昨年、今年と2回お手伝いをし、開会式から、競技、閉会式まで、スナップ写真を撮った。昨年写したスナップ写真は、新聞や雑誌、NPO法人の広報誌、今年の案内パンフレットなどに掲載され、大変喜ばれた。叶内理事長よりは、「今年の写真も来年に向けて大いに活用したい。」と感謝されている。

4.感 想
このミニ駅伝は、年齢、性別、障害を超え、皆が楽しめる場を提供し、共に支えあう共生の社会の実現という、ユニバーサルデザインの理念をスポーツの領域にも広げる社会的に意義の深いイベントであり新宿区も中山弘子区長自ら参加し後援、協賛を行っている。この成功により、同様のイベントがこれから日本各地へ広がっていくものと思われる。

この企画、実行を主催するNPO法人コミュニケーション・スクエア21は、1999年から毎年、四谷の四谷大好き祭に参加したり、「シニアによるシニアのための調査活動」など、多彩な社会貢献活動を展開しており、叶内理事長以下スタッフの活動に頭が下がる思いがする。

私は、このミニ駅伝にボランティアの一員として、私の写真趣味がいささかなりともお役に立っていることを、大変嬉しく思っており、来年以降も続けて協力して行きたいと考えている。

以下の写真は、私が写した広報誌記載の写真の一部である。

 


スペシャルオリンピックス日本・開会式ボランティア

 

1.名 前
井上 親朋(75歳、男)                                   

2.動機・活動経緯
ボランティア対象の行事内容を先ず記述する。正式には「第三回スペシャルオリンピックス日本・夏季ナショナルゲーム」と呼ぶスポーツ祭典である。これは知的障害のある人が日頃のスポーツトレーニングの成果を発表する場であり開会式(H14-8-15)と競技会(H14-8-16,17)から成る。その運営は多くのボランティアが支え、又資金は企業や個人からの寄付金で賄われている。競技会は水泳、卓球、陸上、サッカー、体操競技、テニスなど11種目で、この成績により翌年開催の世界大会出場者が選出される。

開会式(17:00〜18:00):高円宮殿下ご夫妻の臨席を仰ぎ、KONISHIKI(元大関)が総合司会を担当したセレモニーは代々木の国立競技場を会場に開かれ、五千人が参加した。
(選手・コーチ二千人,ボランティア二千人、運営関係者他千人)
選手入場、KONISHIKIが歌うメッセージソング、高円宮殿下・細川元首相夫人ほかの挨拶祝辞、阿蘇で採火された聖火の入場、選手宣誓と続きその何れもが参加者に感動を与えた。最後は華やかなディズニーアトラクションで締めくくり、会場全体のムードを大きく盛り上げて閉会した。
前述の通り非常に多くのボランティアを必要とする行事である。一方私が属するダイヤさわやかネットでは、藤本代表世話人が「我々のようなシニアでも貢献可能でしかも余り無理ではないボランティアの機会がないか」と常時アンテナを張っておられる。千代田ボランティアセンター経由の情報もあれば、それ以外の個人的ネットもあるようだ。今回も藤本世話人のご尽力で春にグループとして登録し、開会式の受付を担当する事になった。ダイヤさわやかネットの例会で希望者を募り最終16人が参加した。私も詳細は判らぬものの1日で済む行事であり、グループとして働きながら新しい経験が出来るかなという程度の心積もりで応募した。

3.活動内容
DSN参加者の活動[H14-8-15(木)]は次の通り
(1)オリエンテーション:Tシャツ・IDカード着用、館内ツアー(13:40-14:30)
我々40人を統括指導するボランティア2人が館内の配置案内、注意事項説明
(2)会場前準備(14:30-16:00)
入場受付(8名)入場者へ渡すチラシのセッティング作業を他のボランティアグループと共同で懸命に取り組む
館内警備(8名)南北側二手に別れ、観客席を色分け表示し、進入禁止区域監視。
(3)会場本番〜閉会・入場者退場(16:00-19:00)
入場受付:入場者のIDカード・チケット確認、チラシ手渡し、チケット無し対応等で超多忙
館内警備:館内警備、入場者の案内・誘導。全員が安全退場まで監視・誘導

4.感 想
統括役のボランティア、隣のボランティアグループ何れも初めて顔をあわせ、極短時間に意思統一して共同作業をする。中々難しい。始めのうちは管理体制や準備の不備が気になり、外から見れば我々にも足らざるありで不愉快な思いをする場面にも遭った。気を取り直して終わりまでやり遂げた。オトナ集団故に、又日頃からの仲間同士故に、皆で心を合わせて出来た事と思う。反省会のビールの味も普段とは少し違った。
堂々たる継続的ボランティア活動とは異なるが、まず手近からはじめよ型のボランティアもそれなりに世の中に貢献できる、苦楽も又ありと実感した。

5.一言
高円宮のお姿、お声に接したのは初めてであった。もったいぶった所もなく簡素な挨拶で好感を持った。若くして亡くなられたのはその後である。
ダイヤさわやかネットとして取り組んだ活動であったから、DSN活動報告として露崎世話人が纏められた報告書(写真入)が存在し、事実関係内容はすべて其れによる。

開会式選手宣誓


「出前囲碁」ボランティア体験記

1.氏 名
鶴谷 緑平(64歳、男)

2.動機・活動経緯
標記のボランティア体験はDAA(ダイア・アクティブ・エイジング)の一つの活動グループであるダイヤネット囲碁会に入会したことにより始めたものです。

私が入会しました当時は囲碁会として何か社会貢献活動が出来ないか模索中の段階でした。同じ囲碁会の前事務局長が有料老人ホーム協会から「出前囲碁」の希望があるところとして、横浜市の或る老人ホームを紹介され、平成13年2月、囲碁会代表、前事務局長、そして私(この当時事務局長)の3人で打合せに出向き具体化したものです。

3.活動内容
我々仲間内で「出前囲碁」と称しているボランティアは、こちらから希望者のいる老人ホームに定期的に出向き、施設入居者と2〜3時間囲碁対局し、その後時間の許す範囲で世間話などをするといったものです。お相手の体調によっては人数が大幅に減ることもありますし、囲碁は1局程度で後は雑談だけという方もおられ、柔軟な対応が求められます。

昔はある程度の棋力を持っておられた方でも、体調・気力低下などの為現在の棋力はかなり下がっておられるケースが多く、気配りが大切です。

上述の老人ホームは、平成13年2月から偶数月に、また平成14年3月から奇数月に川崎市にある別の老人ホームへも出向くこととなり、更に現在では第3水曜日をダイヤネット囲碁会の「社会貢献の日」と定め、毎月1回これら二つの施設を同時に訪問するようになっております。平均的参加者は2箇所合計で5名前後です。

4.感 想

最初は「要介護の方々にどう対応してよいのか」「勝負に拘って気まずくなっても」などと、不安もありましたが、回を重ねるうちに気軽に雑談できるようになりました。

施設のスタッフの方々からは「男性は、入居者に占める比率が3割程度と少数派の上、女性に比べてお喋り仲間に入るのが苦手な人も多く引きこもりがちですが、囲碁の経験を持つ男性は比較的多く、他人との会話の場に引っ張り出すのに大変役立ちます。囲碁をきっかけとして会話が弾み、とっても良い刺激になります。」と感謝されております。勿論お相手は男性ばかりでなく女性の方も参加されております。

中には、進行性の難病などで苦しみながらも必死に対局される方などもおられ、我々のボランティアが少しはお役に立っていると実感し、大変遣り甲斐を感じております。

5.アドバイス
ボランティアは相手のある話ですから、こちらの都合だけで中断は出来ません。あまり初めから背伸びし過ぎないよう慎重に取組むことが大事です。「気軽に、楽しく、永続きさせる」ことがボランティアの基本ではと感じております。


             「出前囲碁」ボランティアで対局中の筆者

 

 

特別養護老人ホーム慰問ボランティア活動 初体験

 

1.氏 名
小原 眞二(71歳、男)

2.動機・活動経緯
平成 6 年 4 月シニアルネサンス財団認定シニアライフアドバイザー資格取得。
平成 9 年 7 月、居住地沿線の仲間 6 人で「さわやかシニアの会」を立ち上げた。
月 1 回の定例会、世田谷区教育委員会補助事業連続講座申請承認、シニアに関する情報交換、資質・知識の向上、研修会、バザーの開催、その他リクリエーション、親睦等を継続。 今年で 7 年を経過した。
高齢者問題については、それぞれ知見は有するものゝ仲間にはそれぞれに特技、趣味が多彩で、これらを工夫して特養慰問ボランティアなどが出来ないか検討してきた。
特養で何をするか色々検討した結果 「かみしばい」 を全員でやろうという事になり平成15 年 7 月から準備に入った。(用具の購入、付属品製作、配役のダブルキャスト、出し物の選択、台本の作成、稽古 等々) 「かみしばい」の後に、昔懐かしの歌の歌詞を模造紙に大書きして皆で歌う事にした。(参加型を導入の為) ネーミングについては  「かみしばいザ・ろくべえ」  とした。
平成15 年 9 月、近くの特養でボランティアの案内があり企画案を提出したところOKがあり 11 月より各フロアーごとに口演を開始した。

3.コンセプト
かみしばい ( ねらい ) :
@気持ちをなごませ感情の安定を提供。
A参加者同士のコミニユケーションの促進。
B非日常的なリクリエーションの提供。
C孤立感、孤独感をいやす。
D童心の回想。
歌  ( ねらい ) :
@大声を出し歌う楽しさを味わう。
A心肺機能の維持向上。
Bストレスの発散。
C人間交流と連帯感の向上。
D気分転換。

4.活動内容
本来「かみしばい」は 1 人でするのが基本らしいが、我々は一般のお芝居の様に、配役をつけて特色を持たせている。特養のスタッフにあらかじめ広間へ集めてもらい「かみしばい舞台」をセットする。拍子木を打ち、始まりを知らせる。挨拶の後メンバーの紹介。予定(出し物 2 本、歌)を伝える。ナレーター役、引き抜き役、配役でかみしばいの始まり。最後に皆なに参加してもらい、知っている懐かしの歌を 10 曲前後歌う。テーマソングで始まり、エンディングソングで〆る。時間:約 1 時間
終了後別に反省会を持つ。 

5.感 想
特養での出前ボランティアは初めての経験であり模索しながら前進したい。スタッフと打ち合わせを持ち、やり方について色々アドバイス願いたいのだが忙しそうで実現しない。
対象の方たちの反応は様々でよく分からないので当面こちらの思惑で進めている。 

6.一言追加
* 一人でボランティアを探すには、
イ)各地域のボランティアセンター、ボランティアビューロー等に問い合わせると、色々な活動の場があります。その中から自分に合うと思われるものを先ずやってみる事です。
ロ)その他情報源としては各地域の区報、市報などの記事又は口コミで。
ハ)近隣や公園、河川敷などの空缶集めや清掃等自発的に一人または数人で出来ることは色々あります。

                    かみしばい口演中
 


福祉キャブの運転ボランティア体験記

1.氏 名
藤本 正夫(74歳、男)

2.動機・活動経緯
私は、定年退職後、何か社会へ奉仕(還元)できるものは無いかと思っておりました時に、平成 10 年 5 月町内会の回覧で「川崎市宮前区福祉協議会」にある、福祉キャブ(リヤリフトで病人・車椅子利用者を上げ下げ可能)の移送サービスボランティア(運転・介助)を募集していることを知りました。
早速運転ボランティアに応募し登録ナンバーは1番でしたが、それ以前に熱心な推進派の方が5名位おられて実務ボランティアをなさっていました。福祉キャブは、平成 1 0年3月に購入され準備に大分時間がかかったと後で聞きました。翌年6月に応募者に対する「移送サービスボランティア研修第1回」が開かれ、リフターの運転操作、利用者(患者)さんとの接し方、車椅子の操作方法などの実習体験をし、翌月に1回先輩について実務見習いをした後は、単独行動を月1回位してきました。移送サービスボランティア研修(講習)は新人が増強されたときに、年1回位開かれました。
私は去年半ば実務を後輩達にバトンタッチをし、今は緊急時の要員として自宅待機しております。

3. 活動内容
@利用者(殆どが通院)の家に、福祉キャブを福祉協議会の車庫から出して迎えに行く。
A利用者および場合により介護ボランティアを乗せて病院へ送る。
Bリハビリや診療により時間に長短があるが、終了まで病院で待つ。
C家へ送る。
D車庫へ戻って報告して終了。
以上が大体の行動ですが、利用者が様々で「眼の不自由な人」「耳が不自由な人」「口が不自由な人」「老人で階段の昇降が不自由な人」がおられますので、随分気を使います。
福祉事業として当初は色々な問題点を抱えていました。 これらの問題については何回も協議して改善をしてきました。
その一部をご紹介します。
@ドライバーに「携帯電話」を持たせ、緊急事態に対処するようにした。
Aボランティアといえども交通費もかかるので、一律¥ 500 利用者負担とした。
Bボランティア同士の交流を深め、利用者への配慮など情報交換、スケジュール調整を月1回開催することにした。

4.感 想
誰でもいつかは体が不自由になります。元気なときに、病気の人に手をさし伸ばしてあげれば色々な知識が身に付きます。
病院や身体障害者療護施設などの場所も知りました。
情けは人のためならず。必ず自分のためになります。亡くなった方の家族から「運転手さんあの時にはお世話になりました。ありがとうございました」との伝言が来る事があります。胸にグットこみ上げてくるものがあります。これを乗り越えるのも勉強です。
自分が健康でいられることに改めて感謝をしています。

5. 一言追加
利用者に感謝されることは嬉しいものです。相手の心が読める、理解できる人になりましょう。「眼が不自由な人」を乗せて、運転をしたときに、別の世界を感じました。今どこを走っているの?後何分で着くの?右へ曲がるときやブレーキを掛ける時には、私が状況説明をすることで利用者の不安を取り除くことができる事を勉強しました。

                       


「丸の内さえずり館」出張ボランテイア

1.氏 名
小田 嘉一郎(71才、男)

2.動機・活動経緯
私は子供の頃から勉強嫌いでしたが、体操・図画・音楽だけは好きでした。三菱商事退職後民間の中小企業に奉職していた時に、三菱商事の先輩である「丸の内さえずり館」の館長から”野鳥の絵を描けたら同館に展示してやる”と元気付けられて、皇居に飛来する68種の野鳥を色鉛筆で描いたのがきっかけで同館のボランテイアとなり同時に日本野鳥の会の会員となりました。やがて、展示中の私の絵を見に来た或るご夫婦から”この絵は老人ホームのお年寄りに喜ばれる”と言われ、此れにヒントを得て都内の老人ホームや児童施設に出張し野鳥の宣伝活動を行っています。

3.活動内容
平成16年9月末現在までに都内の老人ホーム12箇所、児童施設5箇所に出張していますが、 最近では私が「出張!野鳥のお話隊」の隊長に祭り上げられ、都内各施設へのアプローチ・企画・立案・出張メンバー編成等行っています。老人ホームでは、身近な野鳥や珍しい野鳥更には、面白いポーズをしている野鳥のスライドを披露し、その囀りや特長に付いての説明をしたり、BGM付きのカワセミの親鳥が雛を助ける物語の朗読や、雉・丹頂・カラスに纏わる面白い話、バードカービング(木彫りの野鳥)や野鳥の絵画を見せたり、最後は「七つの子」「カラスの赤ちゃん」「四季の歌」「故郷」の合唱指導等、活動時間は約1時間です。
児童施設でも活動時間は約1時間ですが、上述のスライドや野鳥のお話やら、子供たちに雀とは異なる部分のある鳥を見せて、本当の雀とどこが違うかを探させたり,東南アジア等から日本列島南部に飛来する八色鳥(足の色を含めて八色)の輪郭に色塗りをさせるゲームの他、歌は「七つの子」「大きな古時計」「線路は続くよどこまでも」等を合唱指導しています。現在、月一回のペースとなり、再度お呼びが掛かったりもするので、新しいネタ探しに大変苦労していますので、鳥に纏わる何か面白い話がありましたら是非とも教えて頂きたいと思います。

4.感 想
今になって、子供の頃から好きだった体操が、毎日の強歩や青竹踏みを通じて快食・快眠・快便に繋がり、これが札所巡りやゴルフに役立ったり、図画や音楽が現在のボランテイア活動に役立っており、お年寄りや子供たちの笑顔や励まし、時には発破をかけられて、何かボケ防止にも役立っている様な気がして生甲斐を感じております。

5.一言追加
現在、出張ボランテイアは総勢10名足らずです。今後、申し込みが殺到(?)する可能性も有るのでメンバーの拡充を考えており、我と思わん方のご参加を切望しております。

野鳥のお話隊老人ホームに出張して

6.「丸の内さえずり館」に於ける、その他のボランテイア活動について
1)館内の案内と宣伝
「丸の内さえずり館」は、平成11年10月に三菱地所鰍ニ(財)日本野鳥の会の協同事業として発足した”野鳥のショールーム”であり、野鳥の図鑑、本、さえずりCD、記念品等を展示している他、眼の不自由な方が手で触れることの出来るバードカービング、野鳥のさえずりが聞けるスキャントークも備え、又、常時、野鳥の生態をテレビ放映し、野鳥のさえずりと安らぎの音楽も流しています。一方、希望者による絵画、写真、彫刻等の展示や全国の野鳥観察情報も取り揃えています。椅子や机は全て原木で鉢植えの草木に囲まれたすがすがしい環境を整えており、私は月3〜4回当館内での宣伝活動を行っています。
2)贈呈カセットテープの発送
全国の眼の不自由な方や施設に、季節の情報を提供する日本野鳥の会学術顧問である福沢範一郎氏、カセットテープ・メーカーのTDK、CDメーカーのデラ、郵便局及び三菱地所鰍謔閧フその他発送用用品他の無償協力により、季節毎に野鳥のさえずりや野鳥の情報等を入れたカセットテープを1500本(年間6000本)贈呈しており、私もこのテープ発送作業のお手伝いをしています。    


「介護老人保健施設(老健)かまくら」でのボランティア活動


1.氏 名
望月 湛(67歳、男)

2.動機・活動経緯
ダイヤかながわ交流会から分離独立した「暮らしいきいきサポートの会(以下サポートの会)」は平成14年にNPO法人化が認められ、私は理事の一人として参加しています。

サポートの会では、平成15年5月に開設された「老健かまくら」におけるレクリエーション活動への参加を以前から検討していました。それは、この老健が湘南鎌倉総合病院(サポートの会が日頃お世話になっている)の関連施設だからです。私達は既存の施設でこれまで行われているレク活動を調査・検討し、余りやられていない新規性のあるメニューを施設側に提案し、実践・検証することを目指しました。既存の施設の見学や検討会を重ねた結果、下記の活動内容が固まり、とにかくやってみることになりました。

3.活動内容
毎週金曜日に鎌倉市上町屋の「老健かまくら」に出掛け、外出不自由な入所者を福祉車輌で、県立フラワーセンターへお連れし、車椅子を押してセンター内をエスコートする活動です。毎週6人の入所者のお世話をマンツーマンで行う関係で、こちらも6人体制で出掛けます。フラワーセンター内では約1時間半かけて四季折々の花や展示場、温室などを案内します。送迎・車椅子での福祉車輌への乗り降り、大船センター帰着後行うミーティングを含めると午後の半日仕事です。15年5月から始めたこの活動も11月末で計25回、対象者は延べ145人に達しました。

4.感 想
これまでお世話した人の中には、出発直前になって急に「行きたくない」と駄々をこねる人、フラワーセンター内で「怖い。帰りたい」と言い続ける痴呆の人、何度もトイレに行きたがる人なども例外的に居られましたが、殆んどの人は大満足され、私達に対しても心から感謝してくれました。普段は施設から一歩も外に出ない生活を送っている人達にとって、自然に接することは大きな癒しになるのでしょう。「今日は本当にいいものを見せてもらった」と喜ぶ顔を見るのが私たちの励みになっています。90才を超えた方も何人かお世話しましたが、皆さんとてもお元気でした。ご一緒していると、こちらも90まで元気でいられそうな気がしてくるから不思議です。正直な処、当初は余り気乗りしなかった活動でしたが、最近はやり甲斐も感じ、けっこう楽しくなってきました。

5.一言追加
お年寄りを外に連れ出す活動ですので、冬季は見合わせています。

 


私の「特老」ボランティア体験記
   


1.氏 名
鶴園 幸雄(74歳、男)

2.動機・活動経緯
私は、昭和50年3月、東京から現住地(千葉市緑区土気町)に転居した翌年、土気中央町内会の役員に選出され、「ゴミゼロ運動:5月30日」に参加したのがボランティア活動を始めたきっかけとなりました。その後も町内会の運動会や盆踊り及び子供会のキャンプや宮祭りなどの企画・設営にもひきだされ、肢体に汗しながら結構忙しく、そして楽しく過ごしました。しかし、これらはいずれも町内会活動の一環として参加したもので、私が指向する自主的なボランティア活動とはいえませんが、学ぶところも多くありました。

退職2年後の平成9年11月、「千葉県高齢者生活協同組合」に入会しました。

入会の動機は、世界に類を見ない本格的な少子・高齢化社会の到来を控え、「私たち高齢者一人ひとりが安心して生活を送ることができ、心の通い合う連携の精神に満ちた豊かな活力ある社会づくりを目指そう」という設立の主旨に賛同したことが主因です。その翌年4月に「介護の社会化を進める一万人市民委員会」に入会して、高齢者の福祉問題と自分の対応について思考した結果、「健康なうちにできることからやろう」と決意して、地域に密着した福祉ボランティアを選択しました。

3.活動内容
特別養護老人ホーム「裕和園」
平成11年3月、ボランティアとして登録し主に同施設が開催する創立記念祭、納涼祭、敬老祝祭の三大イベントに参加するとともに、余暇を見て個別に訪問することにしました。仕事の内容は次の通りです。

施設内の美化 (居室内、フロアの清掃、ガラス窓拭き、除草、植木の選定)
おむつ、エプロンたたみ (施設の職員の指示に従って行う)
食事の配膳・介助 (寝たきりの年寄りや障害者への配膳・介助、後片付け)
給食・会食サービス(一緒に食事できるよう買出しから会食のセッティング)
各種催しの手伝い (フリーマーケットの設営、模擬店の設営・販売)
外出介助 (車椅子介助、歩行介添え、視覚障害者などへのガイドヘルプ、買い物付き添い)
その他 (話し相手、クラブ活動の補助、その他)

以上の作業を一通り体験しましたが、イベントの場合は2-3人の共同作業であり、時間にも制約がありますのでお互いに話し合いながら対応しています。

特別養護老人ホーム「千寿苑」
平成11年5月、施設長から苑内の植木の剪定依頼があり、打合せの結果、3人がかり3日間ぐらいの作業と見込まれたので、有償ボランティアとして引き受けることにしました。

比較的高い樹木もあり、危険を伴う作業もありましたが万全を期して予定通り3日間で無事終了しました。

剪定作業が終った後、施設長から「仕上がりは上々だ。プロ並みだなあ」と評価してくれました。

4.感 想
ボランティア活動は、人と人のつながり、ふれあいを基本とした社会的活動だと思います。そして活動先で出会う人たちと楽しく、気持ちよくお付き合いするよう心掛けることが必要です。そのためには、

目的を明確にし、絶対に無理をしない。
事前に打合せをしておく。
相手を信頼し、誠実に行う。
マナーを守り、けじめをつけながら行う。
常に記録をとり、後で必ずチェックしてみる。

に心がけ、活動しなければなりませんが、必ずしもその通りいかないこともあり、反省しております。

また訪問する施設により活動内容が異なりますので、その施設の「ボランティア活動の注意事項」等を守り万全を期するよう心がけなければなりません。私は、今後も施設や手助けを必要としている老人宅へのボランティア活動を継続していく予定ですが、今までに体験し、学んできたことを心にきざみ、頑張っていきたいと思います。

何よりも終った後の相手の喜びと笑顔が、こちらの喜びであり、糧となってボランティア活動への意慾が湧いてきます。



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