<ダイヤネット>



国際協力その他


外国人のホ−ムステイ

1.氏 名
榎本 奎介(67歳、男)

2.動機・目的
そもそもは、20年ほど前に家内がYWCAの「留学生の母親の会」運動に参加し、シンガポ−ルからの国費留学生の世話を引き受けたことから始まりました。 

日本語学校での1年間の日本語学習とその後の大学4年間計5年間を日本での親代わりとして時には家に招いて世話をしました。その後私費で留学のマレ−シヤの子、香港の子と面倒を見てきました。当時は子供達も留学生の子と年代もほぼ同じであったので、家族ぐるみでの対応ができました。

その後、子供達も大きくなり勤めるようになったので、長期間の留学生の世話は中断し、1年間の日本語研修で来日の学生の世話を家内がしています。

一方、ここ5年くらいは練馬区国際協力協会の紹介で、日欧産業協力センタ−(JETROがバックアップ)が主催する日・EUビジネス・ダイヤログ・ラウンドテ−ブル/ヴルカヌス・イン・ジャパンの研修生の研修プログラムに組まれている一日(24時間)のホ−ムステイを受け入れています。前者の場合は実際に働いているビジネスマンが対象なので、4ヵ月間の研修であり、後者の場合は学生が日本語と日本について歴史・風土・ビジネス等基本的なことを4ヵ月研修した後、約7ヵ月希望する職種の企業で研修を受けるものです。

3.活動の内容
私の家は家内の名前で練馬区の交際交流協会に登録されていますし、写真も渡してあります。
ホ−ムステイの始まりは、国際協力協会からの研修生受入れ可否の照会からです。受入れOKとなれば研修生のプロフィ−ルの紹介があります。勿論わが家の概要も同時に研修生の手元に渡ってます。
ホ−ムステイ当日は近くの駅で午後2時に出迎えることから始まります。
わが家でのホ−ムステイの受入れは私と家内、娘の家族ぐるみで行っています。簡単な自己紹介の後は、ビジネスマンの場合は研修で既に聞いた日本の企業行動と特徴を中心に関心の深い事柄について質問を受けたり、意見を交換するようにしています。これは好評のようで、研修生のレポ−トに紹介されたこともありました。
また、学生の場合は日本語の習得が大事なので、極力日本語で会話するように努めていますが、不明なところは互いに英語で補います。
天候次第では近所を散歩して東京の町並みを紹介したり、近くの公立図書館に案内したり、車でドライブして近郊を案内するなどしています。
翌日は、昼食の後で別れることとなりますが、臨機応変に研修生の宿泊先近くまで車で送ることもあります。
日欧産業協力センタ−の研修生受入れの楽しみは、所定の研修終了時のパ−ティ−に招かれることです。そこでは、研修の成果について簡単に披露されますが、最近では学生の日本語の上達が著しいのには驚かされています。

4.感 想
留学生の場合は、帰国してからも互いに手紙をやりとりして今も交際は続いていますが、結婚式に呼ばれてシンガポ−ルまで出掛けて歓待されたことと、息子の結婚式にシンガポ−ルの子夫妻を呼んだことは思い出深いものです。
一方、EUに加盟している様々な国からの研修生を受け入れてきましたが、日本にいながらそれぞれのお国ぶりが伺えて興味深いものです。明るく人なつこいスペイン人・イタリア人、フランス人とはいっても北アフリカの影響を今なお残している人、小さい国ながら懸命に頑張っている北欧の国々の人々と、本当にヨ−ロッパといっても住んでいる人種と歴史の幅は広く、深いもので、北米大陸のアメリカとの違いを如実に感じています。
また、パ−ティで他のホストファミリ−との交歓も楽しいものです。余裕をもってホ−ムステイを受け入れている家族、乳飲み子を抱えながらも何か得るものがある筈と積極的に受け入れる家族、海外に滞在し家族も含め外国語が得意なので受け入れる家族等々、本当に様々です。しかし、さりげない様子の中でのホストファミリ−皆さんの熱意には心打たれるものがあります。

5.一言追加
ホ−ムステイも大事なお客様をお迎えするのだと大袈裟に考えずに気楽にできます。最初の一歩が鍵になると思います。機会があれば、日本の戦後復興を自ら支えてきた我々シニアは、その体験を大いに海外からの研修生に伝えようではありませんか。


高齢化する日本の紹介と交流

1.氏 名
松澤 寿俊(71歳、男)

2.動機・活動経緯
永年勤務した三菱化成を退職後、平成10年8月、縁あってノルウエー王国大使館シニア技術アドバイザーとなり、三年間にわたり職業生活最後の貴重な体験をした。その頃、既に私はダイヤネットワークの会員で、皆さんのご要請で北欧の進んだ介護福祉情報の提供など若干のお手伝いをしたが、逆にこれが契機となって北欧4国大使館スタッフが共同して日本との関連情報の交流を提案するレポートを取りまとめようということになった。
北欧4国はスウェーデン、デンマーク、フィンランド及びノルウエーで日頃仲良く連携して日本政府などからの情報収集等にあったっているが、時には厳しい競合関係にあり、サンタクロースの発祥地に関する議論になるとお互いに自分の国だと言ってゆずらぬ冗談の様に頑固な処もある。
日本では丁度、平成12年からの介護保険制度発足の準備が進められていた時期であったが、4国はそれぞれ2−3人ずつのスタッフが参加してボランティア・ベースで手分けして、先ず日本の高齢化社会の現状、介護福祉制度の内容、将来の可能性から調査しようという事になり、私も提案者としてその1員に加わった。レポートの完成は当初平成11年末を予定していた。

3.活動内容
調査取り進めの方法としては、各国の担当者が担当部分の調査報告を書き、それを1カ月に1回、各大使館持ち回りで情報交換会を開催して整理して行った。その間に日本にも非常に優れた介護技術があることがわかり、その内容も調べて、北欧の進んだ介護技術、情報と組み合わせて提案が出来るまでにしようと欲張って、大変な苦労をして結局平成12年5月にレポートは完成発行した。一冊はダイヤ高齢社会研究財団にも寄贈された。パート1が1番詳しくて、英文80ページに及び当時における日本の高齢社会の現状、介護福祉制度、介護機器の市場、介護技術開発の現状ならびに政府研究機関、大学における関連研究の内容などを網羅している。
このレポートは北欧4国の関係機関にも送られ、その後日本との技術交流に役立てられている。

.感 想
私としてはノルウエー大使館で勤務を始めた頃、最初はダイヤネットからの依頼による情報交流で親しくなった北欧4国の大使館関係者と、次のステップのボランティア・プロジェクトに進むことが出来て、その後の仕事にも役立つ緊密な人脈を築けたという意味で思い出深い。

5.一言追加
同じ頃、私の所属するかながわ交流会では、介護保険サービスマップを作成配布しており、丁度私の義理の母(当時90才)が足の骨を折って入院し要介護状態になった時に、先に勉強した内容とこの介護保険サービスマップのおかげで、発足したばかりの介護保険制度の下で適切な介護施設で介護を受けることが出来感謝していることを申し添えたい。

                

 

同期生のパソコン研修助手ボランティア体験記

1.氏 名
藤本 正夫(74歳、男)

2.動機・活動経緯
私は、平成7年(1995)に職を離れる頃にワープロを買い、平成9年にWindows95でパソコンの勉強をしました。海軍兵学校同期同分隊の野口義隆君(在、高松)の指導を受けました。その後、同分隊の青木一郎君の世話で、平成13年秋の総会時に第1回オフの会(パソコン仲間では、顔を合わせる会をオフの会という)を持ち、岡田義晴君を塾長として、PC研修会(岡田塾:略称OKJ)を同期会事務所(京橋)で平成14年2月開くことになりました。
最初は「相談会」として、個人の「なやみ」を聞く質疑応答主体の「仲間ユーザーの声」把握の形で進められました。質疑応答を柱とする方針は今も変わっていません。最初は10名の参加でしたが、今は20数名に増加しています。
スタート以来約2年間、毎月のPC研修会に助手として、ボランティア参加してきました。
仲間で、同年輩という気安さで、「何でも質問、失敗の恥さらし」を話し合うことで、お互いのPC使用上の悩みをぶつけ合い、PC技術研修に大変役立っています。岡田塾長の「大変博識で、親切な指導」が会を今日まで継続させている原動力だと思います。

3.活動内容
@私は、塾長の助手として、Word基礎、Excel基礎の話を受け持つ。当日、塾長がコメント補充をする。
A人数も増えたため、平成14年10月以降会場を変更した。会場の予約取りが私の担当である。
B開催前(約1週間前)に私の教材をメール発信する。
C当日、出席を取る。
D議事録作成を塾生仲間と分担はするが、大部分を私が担当する。
E議事録は「一部私に理解不能部分」を空白にして塾長へ送る。
F塾長が手直し後、塾長が塾生へメール発信をすると共に、同期会ホームページへ岡田塾ホームページからリンクさせる。

4.感 想
@パソコンの研修は、個人別面談をしながら、その人のパソコンで研修する 方法がベストでしょう。
A次善の策として「少人数集団でも良いから、やさしく親切に、費用も安く」となるでしょう。B「何でも聞ける環境は特に大切です。」シルバーには、「聞いても忘れる。」「耳が遠くなり、聞き違いをしやすい。」「聞いた時にはわかった気がするが、家に帰るとわからなくなる。」「宿題が出ると嫌気がさす。」ということを理解してあげましょう。
C教える立場での心得としては、「聞く人と目線を同じに合わせる。」「ゆっくり、繰り返し説明することを厭わない」「面倒くさがらない」事が大切でしょう。

5.一言追加
研修者に感謝されることは嬉しいものです。
パソコンはビギナーにとって、用語がわかりにくく、理解しにくい欠点と、そばに誰かいないと、触るのが怖いという気持ちが働きます。
ボランティアをやることによって、自分の勉強にもなります。
相手の心が読める、理解できる人になりましょう。 

付録

トップへ
戻る